八ヶ岳 建物視察 10
小さな小さな教会である。 ローコストであろう。
でも、トップライトからの光やプランの構成により
豊な空間に醸しだされている。
4枚目の写真が、天井を見上げたものだが、光の差し込み方が
面白い。
八ヶ岳 建物視察 9
美術館である。横山大観の画を展示していた。
でも、監視人もいなくので不用心であるとおもった。まさか、コピーでは無いだろう。
2枚目の写真だが、どこかで見たことはないだろうか。
そうです、ルイス・カーンの「ソーク研究所」の水辺の水路と同様なのである。
中央からの水の流れと落ち桝や階段のデザインは、まったく一緒である。
アプローチや動線なども真似ているようである。
いや、真似たと思う。
八ヶ岳 建物視察 7
この「湊春塾衛村」には、移築して保存されている海原龍三郎のアトリエや、安藤忠雄、藤森照信などの
設計による建物が建てられていたので、少し紹介する。
最初は、16角形の事務所建築であったらしく、今は、若い人達にアトリエとして貸しているらしい。
八ヶ岳 建物視察 6
八ヶ岳に拠点をおいて、東京周辺でも活躍している建築家I氏の事務所兼ゲストハウスである。
F.L.ライトに想いを寄せているだけのことはあって、建物の立地条件や自然にたいする配慮は
まさにF.L.ライトであった。
後の写真は、彼の作品と今回参加した6人の写真である。
八ヶ岳 建物視察 5 河口湖 手塚夫婦
河口湖の湖畔にある、1階はピロティー、2階は、全面ガラス外壁の住宅である。今は、ご夫婦で自給自足を
主流とする悠々自適な生活をしている。
やはり、住み始めた頃は、周辺からの視線が気になりカーテンをしていたが、いまではまったく気に
ならなくなったとの事である。
3日間、富士山周辺にいたが、この10分間にようやく富士山を拝むことができた。
この住宅では、毎日、富士山が見えて四季の変化により生活に潤いがあるだろう。
県立公園 きみまち阪 モニュメント 完成
10月の予定欄にも記した内容だが、
「 能代市二ツ井町には、明治14年(1881年9月12日)東北巡幸の明治天皇を皇后の
「大宮の内にありても暑き日をいかなる山か君はこゆらむ」の御歌三ウタをしたためた
手紙が待っていた。
そして、翌15年宮内省を通じて「きみまち阪」と賜名された。
以上が、県立自然公園「きみまち阪」の由来である。
実際、中国の三峡とは言わないまでも、一枚岩の大きさや連立した岩山肌屏風は、とくに
紅葉時は見事である。
また、180度湾曲した米代川と七座山の風景もよい。
七座山には、川からの霧が舞い上がり山全体を包み込むように雲海ができる。そして、運が
良ければ晴天時には、そこから朝日が差し込む幻想的な景色を垣間見ることができる。
長年、その景色をみているが、いつ見ても自然の風景はすばらしい。
今回の「モニュメント工事」だが、市の発注である。
いろいろ十数案提案し、今回の形になった。
このモニュメントには、物語をつけて考察した。
完成は、11月末である。」
以上である。
10月には、札幌に行き製品検査をしてきたが、思っていた以上の出来であった。
(すみません、手前味噌でした)
いずれ、周辺周囲の風景とのバランスがどうなるのか、当初のデザインを創造した通りに
なるのかどうか、楽しみである。