秋田県立大学木材高度加工研究所の実験検証住宅
秋田県立大学名誉教授鈴木有先生が、全国に先駆けて伝統構法と他の工法との違いを検証しました。アトリエ あすかでは、七年間に及ぶプロジェクトチームの先導的役割で参画しました。
【3棟の実験住宅】
A.伝統構法-伝統的な木造構法 貫+土壁(または落とし板壁)
B.在来工法-筋かいを使った耐力壁
C.近未来型工法-面材を張った耐力壁
在来工法、近未来型工法と比較すると、強烈な揺れに対して伝統構法は、地震に粘り強く耐え、修復する際にも他の2つの工法に比べて簡単で、しかも材料を再利用できるので、エコロジカルな構法であることが解りました。伝統木組みの知恵に多く学ぶことができました。