昨年9月から基本設計、実施設計をしていた「うわのの家」の工事が着工となりました。8月の竣工で木造平建てです。
アトリエ あすかの「木の家」の設計では、２種類のコースからお選びできます。

1. 40万円/坪コース（一部のみ木組み工法）
2. 60万円/坪コース（改良型伝統構法)

として10数年前に設定しましたが、近年では、震災による単価変動かどうか解りませんが、建築資材や労務費の上昇で その都度ごとに見積りをしてみなければ工事金額の算出は出来なくなりました。
なお、その詳細については、ご連絡をお願いします。

名古屋大学での講演から聞き入れたらしく、上記の冊子を編集したいとの連絡があり、二ツ井小学校の記載願いがありました。
近々、その冊子が配布になると思います。

能代商業高校と能代北高等学校が、来年度から合併になります。それに合わせて、新校舎建設工事にいよいよ着手しました。
第一期工事は、管理棟と普通教室棟です。ちなみに私は、教室棟を設計させていただきました。

平成24年3月能代市に寄贈した「壁掛け組子」が、市から表彰状が送られました。

平成20年7月から校舎棟・体育館棟・共同調理上と一連の工事が竣工してきましたが、最後であるプール棟建設工事が
いよいよ平成23年12月に着工しました。竣工は、平成24年6月です。

平成23年11月16日に、現代の名工である武田久雄氏に「組子壁掛け」の制作をお願いし寄贈しました。デザインは、きみまち阪の屏風岩・七座山・天然秋田杉をモチーフし、平安時代の屏風の構図で完成させていただきました。
私も、この「小学校」には思いを込めて設計に携わってきたので、この小学校の児童や地域の「もの・ひと・きずな」を願って天然秋田杉の組子を一部に組み入れました。武田さんの話ですと「これだけ大きな組子壁掛け（90㌢×170㌢）は、製作したことがない」ということです。

平成23年11月、地域住宅計画推進協議会（東京）が、「結(よ)いっこ」活動を評価してくれて受賞となりました。
その代表作品は、「追分の家」です。地元の木材と職人にこだわる住まい造りであり、自然エネルギーや環境にも配慮、また、新たな課題へと取り組んだ応募内容です。受賞式は、熊本県水俣市内で開催するシンポジュウム水俣大会においてでしたが、名古屋大学での講演や、京都への出張などと同時期となり、また、そんなにも休んでいられず欠席しました。