「金足の住まい」完成
平成23年4月完成。増築工事であるが、現在の家は2×4工法で造ったが、やはり、「木組み」が心地よいとのことで、伝統構法での増築であった。
HPからのお客様である。住まい造りには、すごく勉強されていて、打合せが楽しかった。
また、住まい手が、古い建具や古材などを準備していたので、その部材との取り合い箇所では、細部の細部のディテールには一部に寸法の割合術から、 納得していない部分もあったが、全体とすれば、民家型の空間が醸し出されていて居心地がいい。
住まい手も多いに喜んでいる。
なにせ、この四間通しの曲がり木と二間の曲がり木、また、細部のディテールだが、田中考案の通し貫の楔は、見ごたえがある。
住まい手が、良くぞこれだけの古い建具や古材を収集したと感心する。