県立きみまち阪公園 モニュメント工事着手
能代市二ツ井町には、明治14年(1881年9月12日)東北巡幸の明治天皇を皇后の
「大宮の内にありても暑き日をいかなる山か君はこゆらむ」の御歌三ウタをしたためた
手紙が待っていた。
そして、翌15年宮内省を通じて「きみまち阪」と賜名された。
以上が、県立自然公園「きみまち阪」の由来である。
実際、中国の三峡とは言わないまでも、一枚岩の大きさや連立した岩山肌屏風は、とくに
紅葉時は見事である。
また、180度湾曲した米代川と七座山の風景もよい。
七座山には、川からの霧が舞い上がり山全体を包み込むように雲海ができる。そして、運が
良ければ晴天時には、そこから朝日が差し込む幻想的な景色を垣間見ることができる。
長年、その景色をみているが、いつ見ても自然の風景はすばらしい。
今回の「モニュメント工事」だが、市の発注である。
いろいろ十数案提案し、今回の形になった。
このモニュメントには、物語をつけて考察した。
完成は、11月末である。