F・L・ライト アメリカイースト 視察 8 ジョンソンワックスビル 1
落水荘、グッケンハイム美術館に並ぶ、ライトの代表作だと思う
「ジョンソンワックス管理棟・研究棟」である。
長年の夢、待ちに待った訪問である。天気も快晴で良かった。
管理棟は、1936年から4年かけて建設された。
研究棟は、1944年から5年かけて建設された。
ちょうど管理棟の設計時には、落水荘の依頼もあった。1935年。
また、ジェイコブズ邸Ⅰも手掛けていたので、
とにかく、ライトは、忙しかったらしい。
因みに、帝国ホテルは、1916~1922年であった。
その時代から、「ガラス」が産業となってきたので、
光をガラスから取り入れた、との思いで、
ジョンソンワックス管理棟に「チューブガラス管」が
取り入れられた。
(管理棟から研究棟に渡る、2階渡り廊下には、入館できなかった、残念。)
案内棟にサンプルとして、ガラスチューブ管が
建物に設置されてあったが、
やはり、あのディティールでは、雨漏りはするだろうと思う。