秋田県大仙市 池田邸 みちのく建物探訪 毎日新聞
東北三大地主といわれた、豪農・池田邸である。もう一つは、
山形県酒田市の本間邸、あと一つは、宮城県の齋藤邸である。
大曲駅からこの自邸まで、直線でやく2.5KMだが
自分の敷地のみを通って行けた、とのことで
大変な豪農であったらしい。
この記事には、載っていないが、金唐革紙について
もう少し紹介する。
これは、自分が持参している金唐革紙の「栞」だが、
これが、壁全面に貼られているのである。
「まるで一万円札を貼っている」と言われていた位の
工事費が、かかったらしい。
他に貼られている建物は、国会議事堂や岩崎弥太郎(三菱財閥の創始者)の
自邸に貼られていた(以前に自邸を視察して確認している)。
現在では、その職人は日本には在住してない。
自分の知人が海外でその技術を身につけていて、
この池田邸の工事のために、来日いたとの事であった。
いずれ、記事のような改修工事費をかけて、
再現したのは嬉しいことである。