実大実験住宅から体験した大地震と建物 3
まずは、現代型住宅造りで一般化されている
「金物」を使うときの注意点である。
1.木の癖(年輪の流れ)を見ること。
2.柱材と梁材などを「木材と金物」接合する時は、
大地震により接合部が大変形したときは、最後は、木は弱く
金物(ボルトやビス)が勝ち、木は割れ裂けて、
接合部は、破壊すること。
3.金物(ビスや通しボルト)の局部的な使いすぎに注意すること。
4.築後1~2年で、通しボルトなどの「ナット」は手で廻るくらいまで緩む。
以上が、自分が注意しながら工事監理していることである。