能代山本 住宅着工数増減 記事
秋田県の能代市と山本郡(三種町・八峰町・藤里町)を合わせた
住宅の着工数である。
やはり、その影響は、記事の通りで消費税のアップであろう。
これから更に、10%アップに上昇となれば、さらに減少することは
火を見るよりも明らかである。
この記事から、一つ疑問が残る。
それは、「住宅持ち家が3割程度減少し、アパート・貸家が
倍増した」ことである。
つまり、アパートや貸家を持つような不動産を生業と
している人は、駆け込み建設になったのではないのか。
いずれ、この地域も高齢者地域社会であるので、
将来的には、住宅着工数は減少し続けるだろう。
とくに、全国の中で秋田県は、人口減少率、高齢化率、若者流出率、
自殺率は、ほとんどがベスト3にはいっている。
2050年には、人口が半数になるらしい。
自分も、「地場産業活性化」、「地産地消型・循環型社会」、
「地域の伝統を守る」、「伝統構法の温故知新」などなど
いろいろ、活動やら実験やら講演などを約25年間活動してきたが、
少しは、この地域に活力を与えることが出来たのだろうかと
このごろ疑問にさえ思う。
このような田舎なので、一般現状社会の流れに乗らない人は、
向かい風となり、「高い木になればなるほど、妬み嫉みの風が
強くあたる」との諺のとおりである。
「頭は打たれるし、足は引っ張られてきた」が、
自分とすれば、「井の中の蛙」で物事を判断するのではなく
「大海」を見てもらいだけなのである。