秋田県大仙市 池田邸 みちのく建物探訪 毎日新聞
東北三大地主といわれた、豪農・池田邸である。もう一つは、
山形県酒田市の本間邸、あと一つは、宮城県の齋藤邸である。
大曲駅からこの自邸まで、直線でやく2.5KMだが
自分の敷地のみを通って行けた、とのことで
大変な豪農であったらしい。
この記事には、載っていないが、金唐革紙について
もう少し紹介する。
これは、自分が持参している金唐革紙の「栞」だが、
これが、壁全面に貼られているのである。
「まるで一万円札を貼っている」と言われていた位の
工事費が、かかったらしい。
他に貼られている建物は、国会議事堂や岩崎弥太郎(三菱財閥の創始者)の
自邸に貼られていた(以前に自邸を視察して確認している)。
現在では、その職人は日本には在住してない。
自分の知人が海外でその技術を身につけていて、
この池田邸の工事のために、来日いたとの事であった。
いずれ、記事のような改修工事費をかけて、
再現したのは嬉しいことである。
復興住宅にカビ 毎日新聞
東日本大災害の被災者用に今年1月以降に新築された
宮城県内の災害公営住宅(石巻、気仙沼、南三陸)では、
30件以上あることが解った。
又は、5階建てでは、15戸、3階建てでは、2戸
などなど、解ったという。
仮設住宅ではなく、復興住宅なので、
室内の湿気や外部からの水分の侵入路には
十分注意が必要である。
建物の寿命を縮めるのも、
健康に害するのも、
元をただせば「湿気」である。
能代市内 「こども園」 着工
先日、現場説明会や入札があり、
落札業者が、決まりました。
大森建設株式会社です。
工事期間は、来年(平成28年)の1月です。
これから、常時ブログに載せておきますので
よろしくお願いします。
F・L・ライト アメリカイースト 視察 8 ユニティー・テンプル教会
ユニティー・テンプル教会。
改装中で外観のみである。
高い窓から、光を手元まで届かせ、
洞窟状の巨大空間の中で礼拝を集中するように
しているのかもしれない。
この写真は、ユニティー・テンプル教会とはまったく関係ない。
昨年も載せたが、アメリカの工事中の仮設足場の状況写真である。
養生シートや仮設歩道通路囲いなどは、全くない。
落下物などがあった場合はどうなるのだろうか。
F・L・ライト アメリカイースト 視察 8 ジョンソンワックスビル 4
そして、今度は、待望の管理棟内部に入る。
写真は、無い。 が、
チケットの一部を載せる。
でも、皆さんは、どこかで見ていると思う。
とにかく、事務所の中に入ったと瞬時に
「わあー、すごい」との感動の声があがった。
屋根からのガラス管からの光や、大空間に18本の花と茎をデザインした
18本の柱が建っているのである。
滞在時間は、約10分。
もっといてその空間に浸りたかった。
とにかく感動である。
やはり、「百聞は一見にしかず」で、五感で感じれるので
実物を見た方がいい。
何度も書くが、あの感動は、今でも覚えている。
でも、現在は、ガラス管部分に照明器具があるので
事務所の全体は、明るいが、
建設当時は、自然光のみであったらしいので、
自然光の濃淡でのみでは、すこし辛かっただろうと思う。
その事務所からでた部分の、アプローチ写真を載せる。
F・L・ライト アメリカイースト 視察 8 ジョンソンワックスビル 3
いよいよ、工場敷地内部に入る。
天気にも恵まれ、ガラス管が、キラキラしていた。
壮大な緑の敷地に、巨大なタワーが建ったので
ガラスのモニュメントとして、最大の宣伝効果はあったらしい。
夜の照明で、一層置きに14階建てが、7階建てに見える
のを見たかった。
その写真は、チケットから載せる。すばらしい。
そのカーテンウォールの処理には、いまでも驚きである。
みちのく建物探訪 遠野市 高善旅館 毎日記事
日本民芸学の創始者である「柳田国男」が、
遠野市に訪れた時に泊った「高善旅館」であった。
木造3階建。
現在は、資料館になっているようなので
今度、寄ってみよう。