円筒LVLの家
秋田県立大学木材高度加工研究所の元所長 佐々木光氏(現(有)ヘリクス代表取締役)が開発した円筒LVLを自ら自宅に使用。木高研の実験住宅の成果と伝統構法とを融合して自宅をつくりました。自宅内部では円筒LVLを空調ダクトと柱を兼ねて使っています。 |
桜ガ丘ひがしの家
どうしても納得のいく「木の家」に住みたい…ということで、七年越しのすまいづくりが実を結び、念願の「木の家」が完成しました。
奥さまの手づくりラックです。 | 家庭菜園を楽しんでいます。 | ご兄弟が作った模型です。 |
能代市二ツ井の家
「魅力ある秋田スギ活用住宅」の優秀賞作品です。もの・ひと・きずなによる結いっこ精神で造りました。曲がり木、枝、伐根などの「地元の山の木」を無駄なく使い、シンプルながら四季を感じる暮らしを末永く楽しんでいただける家です。
ふたつい白神郷土の森
世界遺産の中に位置していて、鉄筋コンクリート造と伝統構法による三階建てです。自然に溶け込むようなデザインとしています。木、土、ゼオライトなど地場の素材を使い、又自然水の浄化システムや合併浄化槽、そして太陽光発電やガスボンベストーブなども組合せて考えています。
能代市切石神社
能代市二ツ井町切石地区にある切石神社内に、明治天皇が米代川の川渡りに乗った「御仮屋」を収蔵するための建物です。初代の建物の老朽化にともない新築されました。(知られざる名所です)
秋田県立大学木材高度加工研究所の実験検証住宅
秋田県立大学名誉教授鈴木有先生が、全国に先駆けて伝統構法と他の工法との違いを検証しました。アトリエ あすかでは、七年間に及ぶプロジェクトチームの先導的役割で参画しました。
【3棟の実験住宅】
A.伝統構法-伝統的な木造構法 貫+土壁(または落とし板壁)
B.在来工法-筋かいを使った耐力壁
C.近未来型工法-面材を張った耐力壁
在来工法、近未来型工法と比較すると、強烈な揺れに対して伝統構法は、地震に粘り強く耐え、修復する際にも他の2つの工法に比べて簡単で、しかも材料を再利用できるので、エコロジカルな構法であることが解りました。伝統木組みの知恵に多く学ぶことができました。