ル・コルビジェを巡る旅 建築ツアー 21 マルセーユのユニテ(複合施設) 5
最初にも紹介したが、この屋上には、体育館、舞台、プール、公園、会議室などなどがある。
煙突であった。
これは、体育館である。
これは、舞台である。
ル・コルビジェを巡る旅 建築ツアー 20 マルセーユのユニテ(複合施設) 4
集合住宅内部の中廊下である。
今回、住戸内部を見学させてくれる「玄関」である。
右側は、ポストであった。
この住宅は、4人家族で、2階に夫婦寝室と子供室2部屋があった。広くはないが、非常に住みやすくなっているようで羨ましく思えた。
ル・コルビジェを巡る旅 建築ツアー 19 マルセーユのユニテ(複合施設) 3
エントランスから内部のホールである。
いろいろと改修されていたが、心地よかった。
この写真は、ホール内部にあるトイレである。
ル・コルビジェを巡る旅 建築ツアー 18 マルセーユのユニテ(複合施設) 2
このピロティーの空間は、想像以上に強かった。
このアプローチ屋根だが、平面的にはこの写真からだと解りづらい。 が、施設全体が柔らかい空間に醸しだしている。
ル・コルビジェを巡る旅 建築ツアー 17 マルセーユのユニテ(複合施設) 1
前日夕方には、マルセイユに入り、宿に着いていた。
今朝は、期待の「マルセイユのユニテ・ダビタシオン」(集合住宅であり複合施設)である。以前から大変に興味をもっていた。
コルビジェ、65歳で完成(1952年)。工事期間8年間。フランスから初めての公共建築物。
複合施設というのは、中間層には、食料品店、レストラン、ホテル、本屋、郵便局などのサービス機関が入り、また、最上階には幼稚園、そして、屋上には公園、体育館、プール、舞台などがあった。もちろん、1階は、ピロティーがあり駐車場である。
つまり、コルビジェの集大成でもある要素がすべて組み込まれている。
その中でも最も注目したのが、中廊下を挟んでの住戸のメゾネットタイプのプランニングである。
住戸は、23タイプ、337戸が入っている。
最初に眼にした瞬時に、ドキドキ感というか感激感というかわからないが、興奮状態が続いた。
現在においても当時の事を思い出すと胸が躍る。
ル・コルビジェを巡る旅 建築ツアー 16 ル・トロネ修道院 5
このプロバァンス地方には、当時からの「修道院」が、三施設あるらしいが、「光と影」で最も有名らしい。
施設にあった模型である。 全体的ばボリューム感が解ると思う。やはり、この修道院は、天気にも恵まれての午前中の見学だったので、
とくにだが、この回廊の光の入り方が印象に残った。午後だったり、夕方では、うす暗くなるだろう。光の変化が空間に魅力を加えていた。
修道院でワインを造っていた。そのワイン袋を吊るしたらしい。
迎賓館 赤坂離宮 毎日記事
以前から、一度はみてみたいと思っていた建物である。
この4月からは、いつでも見学できるとのこと。
日本が、世界にデビューしたころであり、
大変に興味がある。
西洋建築様式のなかに、いかに日本技術が取り込まれて
いるのか、また、その場所はどこか、などなど
ゆっくり見たい建物である。
また、村野藤吾氏が、改修としてデザインした箇所など、
また、その痕跡を辿るのも楽しみである。
こんど、上京したときには、是非に計画に取り込む。