秋田県能代市 「旧料亭 金勇」 で本因坊戦 毎日記事
国登録文化財である、能代市の「旧料亭 金勇」にて、本因坊戦が行われる。
自分は、囲碁については、まったくの素人ではあるが、
この「旧料亭 金勇」の建物は、地元に住んでいる
自分たちにとっても、とんでもない天然秋田杉を
ふんだんい使った木造建造物であることに
一目おいている建物である。
新聞では、大広間の卍型の畳の大きさの天然秋田杉板を紹介しているが、
それとも劣らない天井板が、中広間にもある。
幅約9尺(約90㎝)、長さ5間(約9.1m)の天然秋田杉板で、無節であり、
相も良く、ほぼ変わらない幅(絞られていない)で張られているのである。
以前に調査した時には、厚さ18ミリ位あり、差し込み金具で
張りつけてあったような記憶をしている。
いずれ、何時でも見学できるので、ぜひに来ていただきたい
「天然秋田杉の木造建造物」である。
ル・コルビジェを巡る旅 建築ツアー 15 ル・トロネ修道院 4
今回は、この修道院の特徴でもある、「回廊」を載せる。
先回も紹介したが、丘の斜面に立地しているので、
段差やスロープが創り出す空間が、とても面白い。
ル・コルビジェを巡る旅 建築ツアー 14 ル・トロネ修道院 3
大ホールと両サイドのホールである。
このル・トロネ修道院は、キリスト教徒つまり素人集団で造られたらしい。
細部のディティールには、その痕跡が所々に見られた。
このホールの柱頭部に、「耐震用の水平バー」が施されていた。
階段を上部から見る
石の積み方を見る
ル・コルビジェを巡る旅 建築ツアー 13 ル・トロネ修道院2
門からのアプローチである。
周辺全体が、丘の中腹で敷地全体は、なだらかな斜面であった。
アプローチ(入口)側からの写真
アプローチ(入口)側とは反対の写真
秋田県 国際教養大学 図書館 毎日建物探訪記事
テレビコマーシャルなどでも、撮影場所になっている図書館である。
何度か足を運んだこともあるが、その度ごとに空間的にも新鮮さを感ずる。
以前にこの大学で「フランク・ロイド・ライト」の講演会を
開催したときにもこの「図書館」を使用した。
是非に一度、足を運んでもらいたい。
ル・コルビジェを巡る旅 建築ツアー 12 ル・トロネ修道院1
ル・コルビジェが、この後に見学する「ラ・トゥ-レット修道院を設計するときに参考に
した「ル・トルネ修道院」である。午前中の見学だったので、回廊への光の入り方が
変わるだけで、空間の印象はガラリと変わった。この回廊は、少し歪んだ四角形と
なっていることで、閉じられた修道院の空間に動きを感ずる。「光と影」。
プロバンスに3か所の修道院があるなかでも最も有名らしい。
全体の配置である。
駐車場から、100mほどにある門までのアプローチである。
アーチ型の石橋と門である。
修道院の周辺の要塞というか塀というか、一般社会とを隔離しているようである。
ル・コルビジェを巡る旅 建築ツアー 11 ニースからの車窓建物
ニースから、ル・トロネ修道院までの車窓からの建物である。
これだけの街並み景観が美しい都市で、
日本では周辺住民から苦情が出そうな建物もあった。
景観法とか視界障害法とか——–。
でも、いろいろなデザインの建物があって
目の保養にはなった。
天候にも恵まれたが穏やかな地中海であった
マンションかホテルである
サッカー競技場のようだ