京都国立博物館平成知新館 完成 谷口吉生 記事
以前に、東京上野にある国立博物館の左側に「法隆寺法物館」があり、
見学してきた。
水面をクランクさせての導入アプローチなどは、共通するように思える。
今度、行ってみよう。道路の向こう側にある
三十三間堂にも、また寄ってみたい。
話は変わるが、以前に三十三間堂を見学していたら、
ある外人の人達への案内人の説明を聞いていたら
「本来の三十三間堂は、もっと長かった。つまり
三十三間以上であった」と、説明していた。
「えっ?」と、ついつい声をだしてしまったら、
その案内人が、自分を見て、手で「聴かないように」
とのジェスチャーをしていた。
その外人見学者は、素人では無く、建築専門家の
様子であったが、事実なのか、事実無根なのか?
または、名称だけが「三十三間堂」なのであるのか?
解る方がいたら、教えてほしいです。
よろしくお願いします。
安価な融雪方法 練炭実験 3
24時間後である。(練炭の燃焼時間はけっこう長い)
融雪状況としては、
入口部分は、解けない。
内部は、左右上下、特に上部は、溶けやすい。
写真のように、予想もしていなかった上部が
2か所に大きな穴が溶けて開いていた。
今回は、かまくら内部が、洞窟のようにあちらこちらの
方向で溶けていて、主に七輪上部の雪が溶けていた。
結果としては、
確かに雪は解けて、遊びながら手軽にできる。
融雪ボリュームとすれば、1m3まではいっていないと
思うが、ややそれに近いと思う。
今回の実験では、上部に穴が開いていなければ、
もっと溶けていたと思う。
考察としては、
・七輪の上部雪の厚さを考慮すること。
・雪厚さが少ない場合は、七輪の火力が上部に
上昇しないように石などを置くこと。
・養生シートの周りを隙間の無いようにすること。
・ただし、シート下部は、吸気口をもうけること。
・最重要事項として、一酸化炭素中毒には十分に気をつけること
無色無臭なので、養生シートを取った時には、すぐには
中に入らないこと。
・次回の実験要領としては、融雪したい場所に熱を誘導できるように、
煙突の効果を利用した、小さい穴を開けるなどを試みる。
・2段式七輪もあるので、融雪量の多い場所には、
使ってみるのも面白い。
上からの写真だが、大きなが開いていた
安価な融雪方法 練炭実験 2
融雪場所は、我家のちっちゃな庭に落ちた屋根からの落雪を
融雪するための実験である。
使用器材
・練炭一段用 七輪 約1450円
・練炭 1個 100円程度/個
・適当な養生シート
のみで誰でも簡単に、それも安価で出来る。
実験としては、雪国のカマクラみたいに創って
その中に入れるだけである。
練炭に着火して少し時間が経過すると
着火部分が、白く変色する。
(何回か使っているので、鉄製七輪が
変色してしているが、まだまだ使える)
これで、24時間後が楽しみである。
築12年後 家族構成の変化に伴うリノベーション 「八森の家」
「八森の家」は、HPの施工事例にもあるが、
平成13年の完成であった。
12年前なので、年男ではなく年家である。
当時の家族構成は、30代ご夫婦、幼稚園と
小学生低学年の4人構成としての設計であった。
それが、先日、「実は、母が高齢となり、冬期間だけでも
一緒に住みたい、ということなので、住まいを増築したい」
との、連絡をいただいた。
この住まいは、住まい手が、たいへんに環境問題
(その当時はこの様な家族は本当に少なかった。とにかく、
「地球環境」を大事にしたい、との想いで、電磁波問題、
VOC問題、地域産業問題、地球温暖化問題などなど、
さまざまな面で、お互いに意見が合致していたのである)
に当時から強い思いがあった。
特に、その時期から主流となってきた住宅建築工法には、エネルギーの使いかた
などで、心の底からスッキリしない。そのような展示場を何件も見たが
まだまだ、疑問が残る。
との自論などを持っていた。
上記の主旨から、改良型伝統的木組み工法でのすまい設計を依頼された。
(社会資本地域循環型建築構法であることを認識したのである)
工事中の軸組み段階には、県立大学木材高度加工研究所の当時鈴木有教授や
研究員なども参加してくれて、耐震実験などを繰り返し、
金物を使って柱梁など接合した現代型と、金物をつかわずに木と木を
組合せて柱梁など一体化した接合である、改良型伝統的木組み工法との
外力による耐震性や捻じれ、又は、局部変形などを比較検討するために
振動実験(振幅や周期など)などで、いろいろ計器などを用いて測定した。
このような経過を辿ってきた住まいだが、
家族構成も変わり(現在は、3人家族で、数年後には、夫婦だけになる)
ライフスタイルも変わって来たので、リノベーションの計画に手助けすることになった。
安価な融雪方法 練炭実験 1
以前、1月に「安価な融雪方法」と、月予定に書いた。
その内容を下記に再記述する。
「雪国の住まい方として
安価で簡単な融雪で、快適な「冬」を目指す実験。
毎年の如く、雪に悩ませられる。
若い時は、「体を鍛える」とか、「楽しみながらの除雪は最高」とか
言っていましたが、今となっては、大変な重労働となっている。
そうでなくても、自分は、持病である「腰」と「膝」と「左肩」で、
除雪も儘ならなくなってきている。
昨年には、透明な屋根を造ったので屋根の除雪をしなくても
いいようにしたので、大変に楽になった。
すると、今度は、屋根から落した「排雪」をなんとかしようと
楽なことを考えたしだいである。
以前に自然エネルギーを利用しての「地熱」で融雪した実験(直径1mのヒューム管を
地中3mまでに埋設)をこころみた。確かに、雪は解けることに間違いはないが、
自然エネルギーを利用するので瞬間的、または急激的には、解けない。
そこで、一日単位でできる安価な融雪方法は無いものか、と
考え「練炭」を使用する方法を考えたのである。
今、実験をしている。
あとで、その結果を紹介する予定である。」
以上である。
そのことについて、紹介する。
東電能代火力3号機着工 記事 市内建設工事バブル?
能代市にある東北電力能代発電所3号機が、
今年度から着工される。
また、能代市は、能代商工会議所が造った「天空の不夜城」(日本一高い灯篭)の
展示を兼ねた収納建築物を、それぞれ建設する
こととなった。
火力発電は、すでに1・2号機は、建設されているので
それに新たに増設するものである。
市庁舎建設などとも合わせれば、これから
建設工事が、一挙にこの地域一帯に集中されることになる。
能代市庁舎建設業者入札決定 28年度の完成 記事
新庁舎は、北棟は地下1階地上3階建てRC造(一部S造)、
南棟は地上4階建てRC造(免震構造)である。
他に駐車場と野外広場となる「さくら庭」なども
計画されていて、入札となった。
総額建設費は、約48億6200万円の予定。
全ての完成年度は、29年度である。
設計は、JVで、環境デザイン・環設計・ライフ共同企業体であり
我、環設計もい一角を担っている。
基本設計は、昨年で終了している。