2015/01/06
安価な融雪方法 実験
雪国の住まい方として
安価で簡単な融雪で、快適な「冬」を目指す実験。
毎年の如く、雪に悩ませられる。
若い時は、「体を鍛える」とか、「楽しみながらの除雪は最高」とか
言っていましたが、今となっては、大変な重労働となっている。
そうでなくても、自分は、持病である「腰」と「膝」と「左肩」で、
除雪も儘ならなくなってきている。
昨年には、透明な屋根を造り、除雪をしなくても
いいようにしたので、大変に楽になった。
すると、今度は、「排雪」をなんとかしようと
楽なことを考えたしだいである。
以前に自然エネルギーを利用しての「地熱」で融雪した実験(直径1mのヒューム管を地中に埋設)を
こころみた。確かに、雪は解けるが、自然エネルギーなので
急激には、解けない。
そこで、安価で融雪できる方法は無いものか、と
考え「練炭」を使用する方法を考えたのである。
今、実験をしている。
あとで、その結果を紹介する予定である。
2014/12/02
札幌 「F.L.ライトツアーの発表会」 に参加
7月のアメリカ F.L.ライトツアーに参加した人が2人いた。
それと、案内者である三沢浩先生も毎年この時期に札幌きている。
それは、札幌で設計活動している大橋周二さんが、毎年、この時期に
A.レーモンドとF.L.ライトの講演を自宅で開催しているからである。
今年は、自分もツアーに参加したから、札幌に来ないか? と、三沢先生から
お誘いの電話もあり、出席することにした。
まあ、気軽に行ってくる。
予定は、
12月19日(金)から21日(日)までの2泊3日である。
先日、電話で天候状況を聞いたら
「田中さん、寒いよ。とにかく真冬の服装で来てよ。
秋田とは違って、とにかくシバレルから真冬のつもりで来てよ。」
と、言われた。
まあ、札幌市内にもA.レーモンドが設計した教会など、いろいろ点在して
いるので、2泊しながら建物散策をしてみようと思っている。
また、ブログでも紹介したいと思っている。
2014/11/04
県立公園 きみまち阪 モニュメント 完成
10月の予定欄にも記した内容だが、
「 能代市二ツ井町には、明治14年(1881年9月12日)東北巡幸の明治天皇を皇后の
「大宮の内にありても暑き日をいかなる山か君はこゆらむ」の御歌三ウタをしたためた
手紙が待っていた。
そして、翌15年宮内省を通じて「きみまち阪」と賜名された。
以上が、県立自然公園「きみまち阪」の由来である。
実際、中国の三峡とは言わないまでも、一枚岩の大きさや連立した岩山肌屏風は、とくに
紅葉時は見事である。
また、180度湾曲した米代川と七座山の風景もよい。
七座山には、川からの霧が舞い上がり山全体を包み込むように雲海ができる。そして、運が
良ければ晴天時には、そこから朝日が差し込む幻想的な景色を垣間見ることができる。
長年、その景色をみているが、いつ見ても自然の風景はすばらしい。
今回の「モニュメント工事」だが、市の発注である。
いろいろ十数案提案し、今回の形になった。
このモニュメントには、物語をつけて考察した。
完成は、11月末である。」
以上である。
10月には、札幌に行き製品検査をしてきたが、思っていた以上の出来であった。
(すみません、手前味噌でした)
いずれ、周辺周囲の風景とのバランスがどうなるのか、当初のデザインを創造した通りに
なるのかどうか、楽しみである。
2014/10/23
F.L.ライトのアメリカツアー仲間と八ヶ岳の建物視察
7月に「F.L.ライト+西海岸の建物名作を巡る」で知り合った仲間6人と合流して八ヶ岳周辺の仲間の
建物を散策して交流してきた。
八ヶ岳周辺に住んで設計活動している人が二人、河口湖に設計して現在は基礎工事まで進んでいて
工事監理中の東京在住が一人、東京で設計活動している人が一人、埼玉県志木市から悠々自適の
元設計事務所に勤務していたひとが一人、そして、秋田から自分の計6人である。
皆さま、それぞれの建物を視察させていただきました。それぞれの概念があってそれを
建物に表現されていて勉強させていただきました。
10月7日から9日まで一緒でしたが、自分は、直ぐに秋田まで帰れないので、また一日、
東京に泊り10日に帰りました。
仲間の建物については、ブログで紹介しています。
2014/09/22
県立きみまち阪公園 モニュメント工事着手
能代市二ツ井町には、明治14年(1881年9月12日)東北巡幸の明治天皇を皇后の
「大宮の内にありても暑き日をいかなる山か君はこゆらむ」の御歌三ウタをしたためた
手紙が待っていた。
そして、翌15年宮内省を通じて「きみまち阪」と賜名された。
以上が、県立自然公園「きみまち阪」の由来である。
実際、中国の三峡とは言わないまでも、一枚岩の大きさや連立した岩山肌屏風は、とくに
紅葉時は見事である。
また、180度湾曲した米代川と七座山の風景もよい。
七座山には、川からの霧が舞い上がり山全体を包み込むように雲海ができる。そして、運が
良ければ晴天時には、そこから朝日が差し込む幻想的な景色を垣間見ることができる。
長年、その景色をみているが、いつ見ても自然の風景はすばらしい。
今回の「モニュメント工事」だが、市の発注である。
いろいろ十数案提案し、今回の形になった。
このモニュメントには、物語をつけて考察した。
完成は、11月末である。
2014/08/01
「ハタハタの住まい」改装計画。
20年程前に、子供も成長して住まいも手狭になったので、2階を増改築した住まいなのですが、
今回は、サニタリー周辺の改装を計画しているので、設計から監理までお願い出来ないだろうか、
との連絡がありました。
昨年の初秋頃に計画案を3案程提案していましたが、「この秋に着工したい」とのことで、
これから細部の打合せや、初対面の大工との現地確認をして、住まい手の要望を取り入れながら、
全体予算に合わせながら、住みやすい住まいを創造しながら計画しています。
改装計画箇所
1.居間の内装を杉板に改装
2.浴室・洗面脱衣室・トイレ2か所を全面改装
3.廊下 他
が、主な改装計画内容です。
明日の午後にも3回目の現地打合せが始まります。
住まい手の要望
1.浴槽などの水回りを変えたい
2.トイレの使い勝手を変えたい
3.寒いので、「断熱」を考慮したい(とくに洗面脱衣室)
4.居間に杉板を張りたい
他
以上が、主な理由です。
2014/07/24
フランク・ロイド・ライト アメリカ西海岸の名作を巡る
今回は、F.L.ライトの西海岸の名作を訪ねました。
ロスアンゼルス、サンフランシスコ、ラ・ホヤ、シーランチ、フェニックスなど、各地の
視察です。
F.L.ライト、ルイス・カーン、チャールズ・ムーア、ゲーリー・パートナーズ他の作品で、
やはりメーンは、タリアセン・ウエストのライトの事務所と、カーンのソーク生物学研究所です。
国内のライト建築は以前に視察していたので、今回のアメリカ視察は、とても楽しみに
していました。 近代建築の世界三代巨匠の作品ですから、—–。
また、以前にカーンの個展が、群馬県立美術館(磯崎新設計)で開催されたときに、模型か何かで
このソーク生物学研究所をみてからとても感銘をうけていたので、実物を視察したいと心に強く
思っていました。
今回、ようやく夢が叶い、まだ、心にときめきの鼓動が残っています。
視察した建物については、ブログをみてください。