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文化を感じる住まいづくり アトリエ あすか

お知らせ

2014/02/18

名古屋大学で「結(よ)いっこ」を講演

昨年に、「愛知の木で家をつくる会」の人たちが、二ツ井小学校を視察に来ました。その一員に名古屋大学の佐々木康寿先生も参加しており、その縁で今回の講演依頼がありました。
講演日時は、平成23年11月3日。講演時間は、1時間。内容は、テーマ「結(よ)いっこで町を再生(つくる)」で、二ツ井小学校の設計を通して、木質構造で造る学校建設の問題点や取り組んできたこと、そして、これからの問題点など、多岐にわたっての内容で説明をしました。
帰りには、名古屋市内の「有松」の町並み景観を散策し、偶然にも染物で栄えた通りの中に町並み保存会会長宅があり、住まい内部から庭、そして木の軸組みなど、すべて見させていただきました。よかった、豪商が多かったのですね。

2014/02/17

「大曲の花火」101回大会

久々に、大花火を見ました。升席に一番近い駐車場まで車にて移動。そこから、徒歩約30分。 何年かぶりです。当時と比べれば観客数から会場からだいぶ様変わりしていたので驚きました。
とにかく良かった、楽しみが増えました。

来年も‐‐‐‐‐行きます。

2014/02/16

「アトリエ あすか」事務所 竣工

ようやく、竣工。 ちょっとした増築ではあったが、既存部分との取り合いで予定通りには竣工しませんでした。 でも、木のオーラはすごく、落ち着いて仕事ができます。柱9寸角、梁7寸×1尺4寸、木組み、いいですね。 ぜひ、遊びに来てください。枕木や外壁材、そして天然秋田杉の内部建具は、再利用です。 あァ、それと、「現代の名工 組子作家 武田久雄」氏による「亀甲組子」を建具に組み入れました。

2014/02/16

「結(よ)いっこ運動」を広めたい。

この運動を続けてから、約20年。
その当時の風潮としては、経済成長期の中で、日本人の性格をうまく捕らえた新しい西洋風の工法や建材などが上昇気流であった。
新しいモノは、人気が高く飛ぶ鳥落とす勢いで皆が、皆が、とびついた。
だが、自分は、日本の気候風土との融合する住まいや地域産業の育成や活性化、また、永年培ってきた世界に誇る日本の伝統技術の継承、まちなみ保全と再生、
また、地元資源である天然ゼオライトの建材としての商品化などなど、その「新しさ」に切り替えることが出来ず、地域を想い温故知新を心に抱き活動を継続してきた。
議論になったときには、どうしても「口数」が多い方向に隅に押されてしまい、受け入れてくれる隙間も無かった。

ところが、このごろようやく世のその流れが変わってきた。

なぜか。

それは、経済成長が低迷、諸外国との環境負荷問題等などが上げられる。

わが秋田県でも、秋田杉と秋田県内の業者に発注すれば、補助金がでるようになった。数年前から。
以前は、外材でも何でも良いから「安いモノが良い」との風潮。その当時から、自分は反対していたのだが、相手にされていなかったのに——-。

つまり、アトリエ あすかの「結いっこ運動」の内容を、世論がようやく理解してきたのかな、と思う。

地元のもの、地元のひと、地元の企業、地元の行政と民間とのきずな。

「安いモノが良い」との発想は、一時的なことで、将来を見据えた永続的な地域活性化を目指す言葉ではない。
地域が善くならないと人も住めない。

現在も、これからも変わらず、である。

今年から、経済状況も環境問題を含め大変革すると思う。

でも、どんな事が起きたにしても、自分の使命は、今まで通りの「結いっこ運動」を続ける事である。

今回は、少し長く書きました。

2014/02/15

「アトリエ あすか」事務所のちょっとした増築

今、事務所の増築工事をしている。12坪位だが——。
事務所が狭くなったのと、車庫前の冬の除雪を軽減するために、大きな屋根を計画している。
柱は、9寸角、梁は長さ約八mのそれぞれ曲がり木の特殊材。
もちろん、木組み伝統構法。
秋田杉とゼオライトの基礎石と地熱利用。地産地消と自然エネルギー活用である。
棟梁は、石山勝重氏。私が一番信頼している大工棟梁である。
6月には、竣工する。

楽しみである。

ただ、建材の納入日が災害地に優先となり、遅れる可能性あり。

2014/02/14

財団法人 東北電気保安協会社屋 完成

平成23年3月に完成。
東日本大地震後、約2週間の工期。その地震後の期間に納入品の若干の残工事となったが、無事に竣工した。
竣工式は、5月の予定である。
アトリエあすかの基本理念である「結いっこ運動」で設計している。
地元の工務店の作業増のため間仕切り工事や天井工事は、全て木工事(一般的には軽量鉄骨工事)に変更。秋田杉を使用。曲がり木も活用。
内部の木製建具も手作り秋田杉建具。とくに今回は、受付カウンターに「現代の名工」を受賞した武田久雄氏の「組子」を取り入れたガラス戸を取り入れた。

地元にお金を落とすこと、地元企業に目を向けること、地元資源を使うこと。
それが地産池消、地場産業活性化、である。
東北電気保安協会も能代市内の活性化が、おのずと自社への発展ともなる。

竣工してから、
「設計理念も理解でき、これは、共存共栄の社会資本の原点である。また、東北各県に56事業所があるが、このような設計監理・工事監理業務に徹した設計事務所は、無かったと思う。」との、お褒めの言葉があった。
お世辞でもうれしいかぎりである。

2014/02/13

3・11 大地震に原発事故

大変な災害(原発は人災?)が発生しました。被災地の人たちには、なんと言ったらいいのか、心からお悔やみ申し上げます。

とにかく胸が痛く、言葉にもなりません。どんな形でも、「人」として、これからお手伝いさせていただきます

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